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三年会わざれば括目して見よ。古武道コンサート「イツクシミ」

演奏会に行ってきました。
itsukushimi2.jpg

アルバム発売記念ツアー
KOBUDO -古武道- ~尺八・チェロ・ピアノコンサート~『イツクシミ』

ピアノ 妹尾 武
尺八  藤原道山
チェロ 古川展生

コロムビア 古武道 公式サイト
インフォメーション
http://columbia.jp/kobudo/information.html


知人がチケットをとって下さいまして、
ちょうど日程も合い、
3年ぶりに古武道のコンサートへ。

古武道については以前にも記事を書きました。
ただの変則ピアノトリオ? いいえ、違います!
「古武道」 古川展生/妹尾武/藤原道山

(前回はアルバム「風の都」の発売記念ツアーでした)

標題どおり、
古武道4枚目のアルバム「イツクシミ」
itsukushimi.jpg
の発売にちなむコンサートです。


編成だけをみると、
ピアノトリオのヴァイオリンを尺八に変えただけですが、
このトリオの特徴は、

ピアノの妹尾さんは、ポップス。
チェロの古川さんは、クラシック。
尺八の藤原さんは、邦楽。

と、それぞれ違う分野で大活躍しておられる、ということ。

私は以前は尺八を吹いておりまして、
道山さんに3泊4日の講習会でみっちり習ったことがあるので、
勝手に弟子を名乗っておりますが(笑)

それはともかく。

道山さんは「邦楽の貴公子」とも呼ばれる、
見目麗しい美青年ですが、

それもともかく(笑)

その爽やかで明るくしかもよく通る音色と、
抜群のテクニックを活かした演奏とで、
その世代では日本一(ということは世界一でもありますね 笑)
と言ってまず差支えないであろうお方です。

古川さんは、
当ブログの読者の方でしたらご存知とは思いますが、
東京都交響楽団の首席チェロ奏者。

より広く知られている方面では、
映画「おくりびと」のテーマ曲でチェロを弾いている方です。
(劇中で主人公がチェロでテーマ曲を弾く場面では、
 古川さんの演奏があてられているそうです)

妹尾さんは作曲をされる方でもあるので、
(それ以上のことは存じませんのですが・・・)
作曲やアレンジの中心ですし、
また音楽的にも古武道をリードしている
他のお二人も曲はつくっていますし、
アンサンブルとなると、
それぞれの土俵の作法を持ち込むようで(笑)、
違った性格の音楽ジャンル、
しかしとても仲の良い3人組、
という、
なかなか面白いユニットなのです。

おっと、前置きが長くなってしまいました。

CD「イツクシミ」については、
公式サイトをご覧いただくとしまして、
演奏の感想を。

まず気づいたことは、
道山氏の音色が変わったこと。

いえ、確かに同じ人の演奏ですし、
一聴して道山さんとわかる音色、、
綺麗な倍音の入り方や、
音の立ち上がりの鋭さ、
それにもちろん、
尺八吹きとしてはあっけにとられるほかない、
あの超絶技巧は健在です。

しかし、
3年前に聞いたときに比べると、
きらびやかさよりも、
より深く、広がりのある方向に、
音色・演奏が進化・深化しているように感じました。

もっとも、
曲によってはキラキラの音も使っていましたので、
出せなくなったのではなく(笑)、
そのような方向へと、
意識的に進まれたのではなかろうか、と。

なお、私の尺八歴は、
ほぼそのまま、学生時代でもありまして、
また、道山氏が脚光を浴びだしたのも、
ほぼ同時期でありまして、、
色々な想い出が去来してしまい、
なかなか音楽だけに没頭できないこともあるのですが(苦笑)、
久しぶりに尺八を吹きたくなりました。

(ちなみに道山さんのソロ・アルバムの中では、
 「空 -ku-」
kumichiyama.jpg
が私は好きです。)


古川さんの演奏は、
古武道以外でも聴きに行ったことがあります。

そのときは、
やっぱりねちっこい(笑)と思ったのですが、
今回よく見ながら聞いていると、
やっぱりねちっこい演奏なのですが(笑)、
でも右手には全然力が入ってないのですよね。

右手首はふにゃふにゃで、
右肩から大きく腕を振って、
でも弓がしっかり弦に吸い付いているので、
ああいうコッテリした音が出るのだなぁ、と。

これは勉強になりました。

なお、余談ですが、
そのことが分かったのは、
今回の演奏会での演出のおかげです。

というのは、
いくつかの曲では、
ライトが奏者の前方下側からあたっていて、
ステージ後方の幕に奏者の影絵が出来ていたのです。

それで、私たちの席は一回後方ではあったものの、
大きな影絵によって、右手の動きはよく観察できたのでした。

(古川さんの演奏でもうひとつ印象的だったことがあったのですが、
演奏会の感想とはちょっと違うのでまた後日書きます)


演奏は。


3人の息のあっているところ、
本当に楽しそうな演奏、
そして、
ますます深みをました曲想。

とても楽しむことが出来ました。

どの曲も3人がほんとに好きで弾いてるんだろうな、
という演奏ぶりで、
また、アンサンブルもぴったり。

私自身がチェロと尺八をするので、
どうしてもその二人に耳がいってしまいますが、
妹尾さんがこのユニットのベースをつくっている、
というのも聞いていてよくわかりました。

アルバム「イツクシミ」、
会場では買わなかったのですが、
近く買おうと思っています。
5人の女性歌手が参加しているというのも面白いところですし、
また、3月11日以降の震災をふまえての思いも、
込められているとのことです。

古武道、これからも楽しみです。


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道山さんのグダグダな喋りも相変わらずでした(笑)
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テーマ : チェロ
ジャンル : 音楽

チェロ3年目になりました


チェロ3年目になりました。

一昨年のこの日に入門(?)してから、
これまで2年間。

前の楽器の経験から考えて、
当初の目論見では、
もっと上手くなっているはずだったのですが(笑)

でも前のときはまだ学生でしたし、
毎日5~6時間は練習してましたから、
それと比べて上達が遅いのは仕方がないですね。

チェロを弾けるようになって、
やりたいと思っていることが色々あるわけですが、
まだまだほとんどやってません。

どちらかというと、
「やりたいことがやれるようになる」ための、
仕込みをせっせとしてきた2年間でした。

これからの一年も、「仕込み」は続くと思うのですが、
少しずつ、動き出していこうと思っています。

3年目。

学生のクラブ活動でしたら、最上級生になる時期ですね。
さすがに教えることはありませんが(笑)
いつまでも初心者ぶってもいられないので、
しっかり弾けるようになっていきたいと思います。

どうぞこれからも、
よろしくお願いいたします。



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ついでに30歳にもなりました。

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もういくつ寝ると

あと一週間で、
チェロを始めてから二年になります。

同時に、30歳にも。

この時期、私の職場は凄まじく忙しいので、
慌ただしい一週間になりそうな上に、
チェロの練習もほとんど出来なさそうですが、
少しは色々振り返っていきたいと思います。
明日から(笑)

第九の歌詞は何を言っているのか? 特別年末に相応しいとは思えないですね。

先の記事で、
「ベートーヴェンの第九」が、
年末に演奏されるようになった由来について、
小提琴奏者さんのお話を紹介しました。

同曲は「合唱付き」としても知られており、
交響曲に合唱を入れてしまう、というアイデアは、
前例がないわけではない・・・そうです。

が、おそらく多くの聴衆にとっては、
これが初めての「合唱付き交響曲」でしたでしょう。
初めてそれを聴いた時の驚きはさぞかし。


さて。

結果的にではありますが、
ベートーヴェン最後の交響曲の、
最後の楽章で歌われる、この歌。

何を言っているのでしょう。

色々翻訳はあるようです。
私もドイツ語に通じていたら、
自分で翻訳してみたいところですが、
ここではWikipediaから。


おお友よ、このような音ではない!
我々はもっと心地よい
もっと歓喜に満ち溢れる歌を歌おうではないか

歓喜よ、神々の麗しき霊感よ
天上の楽園の乙女よ
我々は火のように酔いしれて
崇高な汝(歓喜)の聖所に入る

汝が魔力は再び結び合わせる
時流が強く切り離したものを
すべての人々は兄弟となる
汝の柔らかな翼が留まる所で

ひとりの友の友となるという
大きな成功を勝ち取った者
心優しき妻を得た者は
彼の歓声に声を合わせよ

そうだ、地上にただ一人だけでも
心を分かち合う魂があると言える者も歓呼せよ
そしてそれがどうしてもできなかった者は
この輪から泣く泣く立ち去るがよい

すべての被造物は
創造主の乳房から歓喜を飲み、
すべての善人とすべての悪人は
創造主の薔薇の踏み跡をたどる。

口づけと葡萄酒と死の試練を受けた友を
創造主は我々に与えた
快楽は虫けらのような弱い人間にも与えられ
智天使ケルビムは神の御前に立つ

神の計画により
太陽が喜ばしく天空を駆け巡るように
兄弟たちよ、自らの道を進め
英雄のように喜ばしく勝利を目指せ

抱き合おう、諸人(もろびと)よ!
この口づけを全世界に!
兄弟よ、この星空の上に
父なる神が住んでおられるに違いない

諸人よ、ひざまついたか
世界よ、創造主を予感するか
星空の彼方に神を求めよ
星々の上に、神は必ず住みたもう





やっぱり「神」ですなぁ。
この歌詞でいう「神」は、かなり高い可能性で、
キリスト教の「神」だと思うのですが、
それはともかく。

いずれにしても、
「年末の歌」として特別相応しい内容とは、
ちょっと言い難いですね。


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コメント返信のお知らせ


おはようございます、ククーロです。
東南アジア方面へ、一週間の出張に行っておりました。
何事もなく帰国しまして、
日本は・・・暑い!
赤道まで数百キロの熱帯地方から帰ってきたのに、
どうして中緯度の日本がこんなに暑いのか!

一週間も練習しないと、
2時間くらいは開放弦の運弓とか、
音階とかの基礎練習をしないと、
なかなか戻りませんね。

この間、記事は予約投稿しておいたのですが、
コメントのお返事が書けず、お待たせしておりました。
ようやく昨日、お返事を書きました。

指板マーキングの記事は、
予想通りというかなんというか、
熱い反応をありがとうございました。

今回特に私として面白かったのは、
印のつけ方にも色々ある、ということ。

付箋をはるとか、
ネックの裏に絆創膏、とか、
鉛筆で横に、とか、
修正液でチョン、とか。

指導者の方々もそれぞれに工夫して、
この問題に対応しているのですね。

私はただのアマチュア奏者、
それもまだ二年目の初心者ですし、
自分以外の初心者を見たことはありませんし、
もちろん指導をしたこもありませんから、
色々な方法・考えたかたについて、
その良し悪しを断じることは出来ません。

ですが、
目にした事実と、
論理的な推論によって、
仮説をたて、
疑問を提示することは出来ます。

それがときには、
激しい論争を呼ぶような、
「危険」な水域に入ることもあるかもしれません。

幸いにして、これまで当ブログでは、
コメント欄が「荒れる」ことはありませんでした。
(みなさんに感謝!)
ただアクセスが少ないだけかもしれませんが・・・(笑)

とはいっても、
今後、私の目的に沿わないような状況になったときには、
予告なしにコメントを削除・修正することがあるかも
しれませんので、その点はお含みおきくださいませ。


もとはといえば自分のためにつくったブログですが、
幸いにして(再)、
毎日多くのお客様に訪問して頂いております。

これからも、チェロと、音楽を愛する皆様に、
お楽しみ頂ける記事を書いていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。



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英語で「よろしく」って何ていうんだろう。

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プロフィール

ククーロ

Author:ククーロ
18歳のときに「チェロを弾こう!」と決め、28歳でようやく始めました(2009年2月)。練習の記録と好きな音楽の紹介をしています。よろしくお願いします。京都在住です。


◆ お気に入りCD ◆

アクアトリニティ
水の薫り
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サイトウ・チェロ・アンサンブル
クレンゲル「讃歌」
3202110926.jpg


ヨーヨー・マ
ソング・オブ・ジョイアンドピース <歓喜と平和の歌>
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トゥルルス・モルク
ショパン・チェロ曲集
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ミクローシュ・ペレーニ
ウィグモア・ホールライブ
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◆ 愛用スピーカー  ◆
 Timedomain Light
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◆ 愛用の消音器 ◆
 マイ・ミュート
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◆ 今弾いてる楽器  ◆
Cao工房 ゴフリラーモデル
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