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目標のひとつ:「共演者が上手になる演奏者」


私が初めて出会った「チェロの先生」は、
M先生といいます。
当事は大阪にお住まいでした。
知人のチェロの先生でした。

その知人に誘われて、
ヴァイオリンリサイタルに行ったときのこと。
M先生はピアノ三重奏で出演。

プログラムは、
ヴァイオリン+ピアノ の曲が3曲くらい、
ヴァイオリン+ヴィオラ のデュオが1曲、
そしてトリが、
M先生ご夫妻(奥様はピアニスト)との三重奏。

まだクラシック音楽を聴き始めて間もない頃で、
楽器もしていませんでしたし、
上手下手とか、詳しいことはよく分からないながら、
「ナマのヴァイオリンってこんな音なんだ」
と思いつつ聞いていました。

それが、
プログラムが進み、
ピアノ三重奏になると。

私としては、
当時すでにチェロに興味がありましたので、
M先生のチェロを聴こうと思っておりました。

が。

ヴァイオリンが、
突然変わったのです。

それまでよりも、
より柔らかく、
より艶があり、
さらにノビノビと歌っているようでした。

M先生のチェロのたくましい音色や、
表に出てきたときの際立ち方も印象的でしたが、
それよりもヴァイオリンの方の変化のほうに
驚いてしまいました。

これは一体???

と思い、あとからその知人の方におたずねしたところ、

・なぜかM先生と一緒に弾くと上手くなる
・あれはMマジックと呼ばれている
・学生オケの指揮でも発揮されている
・レッスンでもよくある。上手く弾ける
・「それを一人でも出来るように」とのお言葉

なのだそうです。


その後、
こちらの記事に書いたように、
チェロからは遠ざかり、
大学の音楽サークルで別の楽器をしていました。

はじめの数年は、
自分が上手になりたい一心で練習していたのですが、
自分が「先輩」になり、
やがて「OB」になり、
後輩指導が求められるようになると、
自分が弾けることよりも、
他の人が上手に弾けるように、
ということが、
より大きな課題になってきました。

かれこれ9年、
試行錯誤の末に、

・数人で同じパートを弾くとき、全員の音をまとめる
・低音パートを弾くとき、高音パートが歌いやすいように
・高音パートを弾くとき、低音パートにちゃんとのる
・合奏の縦が乱れたとき、それを修復する

といったことが、
出来るようになった…とまでは言えませんが、
多少なりとも、出来ることはあるかな、
と思っています。

しかし、
「一緒に弾くと突然うまくなる」
というような水準には、
到底及びません。


さて。


その、M先生の楽器であったチェロを、
いま、弾いている私。

始めて2年目の初心者としては、
自分が上手くなりたい、
という願いでいっぱいですが(笑)

室内楽がやりたくて始めたチェロですから、
長期的な目標としては、
M先生のように、
「共演者が突然上手くなる」とまでは、
いかないにしても、

「共演者が弾きやすい」

ような演奏が出来るようになりたい、
と願っています。




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「私が弾きやすい共演者に出会いたい」とも願っていますが(笑)
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自転車に乗ると、チェロが上手に弾ける?準備運動の必要性


少し前に、
近藤浩志さんのブログにて、
お医者様からみたチェロ奏者の動きについて、
「腱鞘炎にならないほうが不思議」
ということが書かれてありました。

腱鞘炎にならない為に チェロ弾きもアスリート

また、
しるくらさんのブログでも、
チェロ演奏の前に準備運動をすることが大事、
と書いてらっしゃいました。

で、チェロの練習はどうしたって?



医師でもなく、
柔道整復・鍼灸なども知らず、
もちろんチェロ演奏の専門家でもない私としては、

「へー、そうなんだ」

としか言いようがないのですが(笑)


楽器の演奏と運動、
ということで思い当たることはあります。


学生の頃も、
また大学で勤務しはじめてからも、
片道10km以上を、
自転車で通学・通勤してきました。



そして、
学生の頃、管楽器をしていたときも、
いま、チェロを弾くようになってからも、
自転車で走ってきてから、
すぐに練習すると、
とても良く弾けるのです。

といっても、多少疲れていますので、
何でもかんでも上手くいくわけではないのですが、
特に、

「大きな、よく響く音を鳴らす」

ことに関しては、
とても調子良くいきます。

管楽器の場合は体も楽器の一部なので、
運動して暖まっていると音が違う、
ということはとても納得できますね。

チェロでは右腕が温まっていて、
筋肉が動かしやすい状態なので、
思い切り腕の重さを乗せられますし、
楽に速く動かすこともできます。

また、左手も動きがよくて、
1ポジの拡張だってスパっととれますし、
ポジション移動もぴたりと決まり、
トリルも明確に。


・・・という経験をしている割には、
日頃の練習ではあまり準備運動をしていない!
ということに今気づきました。

そうか。

よく弾けるコンディションに体をもっていってから、
弾き始めればよいのですね。

どんな体操(?)がよいのか分かりませんが、
これから実践してみようと思います。



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体全体、使いますよね、チェロ演奏も。
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レッスン#35 サラバンドをゴウゴウ鳴らす



濃い音を出す
・弓の持ち方を深く
・思い切り腕の重みをかけてみる
・それには肘を下げること
・低弦はそのままでいける
・高弦はそこから重さを抜いて調節
・そんなに頑張らなくてもかけられる
・ヴァイオリンとは違ってなでるだけでは鳴らない
・よく響いていれば音もつながって聞こえる
【これしっかり「かかる」と気持ちいい!】


摩擦感
・弓の毛が弦をひっかける
・その連続を「摩擦感」として感じる
・弓が弦に引っ張られるような
【ペレーニさんの音のような「感覚」です】


弓速
・早すぎると裏返る
・じっくり弾く感じ
・ちょうどよい速さは弾く場所で異なる
・弓をたくさん使う必要のあるときは上のほうで
【これはかなり意識しないと!】


"Z"の音
・以上がうまく出来ると、けっこう「ガリガリ」音がする
・子音でいうと「Z」の音を出す
・サキソフォンの「ブィー」という音と似ている
・プロの音はZが沢山入ってる。倍音声分
・弾き手にとってはちょっと耳障り
・聞き手にはいい音になって届く
【ちょっと出るようになりました】


移弦のときの注意
・移弦したときに音楽が途切れないよう
・音色の変化を最小限に押さえる
・高弦は柔らかく、低弦はしっかり
・特にD線とA線の移弦は注意
・D線はヌケの悪い音になりやすいので
【A線開放弦は神経使います・・・】

4重音
・下の音は速い運弓で。指移寄りを。
・上の音はゆっくりで。駒寄りを。
・下2音から上に移るときに間があかないよう
・上を弾き初めてちょっとしたら下は離してよい
【やることが多いです。左手も大変だし】


課題はまだまだあって、
短い曲なのに時間がかかってます。

右手を意識すると音程が乱れたり、
大きな音を出そうとして音色が急変化したり、
その箇所だけなら出来ても通して弾くとだめだったり。

じっくり曲に取り組みつつ、
基礎技術の訓練もしていきたいと重います。


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最近長い出張がないので助かります。芸術の秋。
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どう「教わるか」は生徒が出来ること (2)積極的に訴える

教わり方について思うこと、ふたつめです。


<関連記事>
自分が出来るのと、教えるのとは全然違う。大学教員と楽器の先生の共通点?
先生の禁句「どうして出来ないの」
どう「教わるか」は生徒が出来ること (1)課題の明確化




生徒の立場からは、
先生を教育して「よりよい先生」にする、
ということは、
ほとんど不可能だろう、
と思えます。


しかし。


私が大学生だった頃、
アルバイトとして家庭教師をしていました。

それを通じて思ったことのひとつが、
「自分が学ばせてもらっている」
ということです。

実際には、
生徒に勉強を教えているわけですが、
同時に、
教える側である私も、
色々なことを教えられたように思います。

それは、
指導の方針や説明の方法のような、
技術的なことから、
生徒と、あるいはそのご両親と、
どのように接するかといった、
対人関係的なこと、
さらには、全体的な心構えまで、
「どうあるべきか」について、
教えられることばかりでした。


また、
その指導がどのような効果を発揮するかは、
生徒の態度によって多いに変わる、
ということも、
ずいぶんと実感しました。


教える私として助かるのは、
何でも、
分からないこと、
出来ないことを、
どんどん訴えてくる生徒です。

もちろん、
そのことが、
分かるようになりたい、
出来るようになりたい、
という意思があって、です。

教える側としては、
順序を踏んでいかなければいけないものもあり、
求められたからといって、
すぐにそれを教えるか・・・?
というと、
必ずしもそうはならないのですが、
それでも、
「何が分からないのか」を探す手間が、
一つ省けますし、
教えるべきことが沢山あるときに、
「何から始めるか」を、
決めることが出来ます。

指導をはじめるときに、
「なあなあセンセ、これ分からへん」
といってきてもらえると、
ほんと、ありがたい。


また、
もうひとつ重要な情報は、
その生徒が何を目指しているか?
です。
(何も目指してない、というのも含めて、です)

家庭教師をつけて、
何を達成したいのか。
行きたい上の学校があるのか、どうか。

どこを目指すかによって、
習得すべき内容の優先順位は変わります。

苦手を克服するべきか。
得意を伸ばすべきか。

こういう情報を、
生徒の側から発信してもらえると、
とても助かります。

というか、
そうでなければ困ります。


ということは。


これを生徒の側から見たならば、
より実質のあがる指導を受けたければ、

 長期的な目標をはっきりと伝えたうえで、
 自分が分からないこと、出来ないことを積極的に訴える

べきだ、ということになります。



そしていま。

チェロについては生徒の側にいる私ですので、
上記の経験から、
より実質のあがるレッスンにしたいと考え、
いまのところ、ですが、
積極的に訴えるようにしています。

これができない、
ここが難しい、
この音がきれいにでない、
ここの音程がとれない、
ここが痛くなる、
なんとなく変な感じがする、

などなど。


左手の問題だとおもって訴えたことが、
実は右手や姿勢の問題だったり、
それは今は保留にして、
となったりすることも多々あります。

また、
自分の演奏を聴いていただいたならば、
自分では思っていなかった課題を指摘されるのですが、
(ほぼ毎回、確実に:笑)
それはそれで、
そのためにレッスンに通っているのですし、
上記の「積極的に訴える」ことと、
矛盾するものではありません。


長期的な目標については、
私の場合は、

「室内楽を楽しめるようになりたい」
「バッハ無伴奏は全曲弾きたい」
(もちろんアマチュアとして)

という二点をお伝えしました。
 

このように生徒から発信したとき、
それをどう受け止め、
どう考え、
どのように指導に反映させる(あるいはさせない)かは、
先生によるでしょう。

また、
先生と生徒の関係としては、
生徒はおとなしく先生の指導を、
ただ受け入れるべきだ、
という考えもあるかもしれません。

しかし、
大人の趣味として楽器の指導をうけるとき、
先生、生徒もともに社会人ですし、
年齢もそれほど違わない、
場合によっては生徒のほうが年長、
ということもあります。

自分はこうしたい、
こういうことが出来るようになりたい、
という意思があって習いにいっているとき。

より活発な意思疎通が、
精神衛生上もよく、
よりよい効果をあげるレッスンにつながる、
と考えています。

生徒が先生を教育することは出来なくても、
よりよいレッスンになるように出来ることはある。

趣味の楽器は100%自分のためですから、
工夫や努力を惜しまずに、
最小の時間で最大の効果を上げる、
レッスンを受け、
練習をして行きたいと、思っています。




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やっと完結!
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どう「教わるか」は生徒が出来ること (1)課題の明確化


楽器の「先生&生徒」シリーズを続けます。
今日のテーマは「教わり方」です。

<関連記事>
自分が出来るのと、教えるのとは全然違う。大学教員と楽器の先生の共通点?
先生の禁句「どうして出来ないの」



楽器の演奏を修得したい。
そのために先生に習いたい。


となったとき、
ふつう、考えることは、

「どうやって先生を見つけるか」

ということになるかと思います。

先生探し、あるいは、先生選び。

 どんな先生に習うべきか。
 そういう先生をどうやって見つけるべきか。

これについては、
先の記事のコメント欄にて、
うらら様、KUMA様、nuttycellist様より、
色々なご意見を頂戴しております。



私としましては、
特にそれに対して反論もありません。
なるほどそうなのだろうなぁと思うことばかりです。

しかし、
今の先生にしか習ったことはありませんし、
また、習い始めたときにも、
あちこち訪ね歩いたわけでもなく、
先生を「選んだ」経験が、
まだありません。

そのため、

 どんな先生に習うべきか。
 そういう先生をどうやって見つけるべきか。

について、
経験から言えることがほとんどありませんので、
特別ここで取り上げて考えたりは、
しないことにします。


一方で。


先生が決まり、
習い始めてからは、
「教わる」者として出来ることが、
色々あるのではないだろうか、
と考えてきました。


学習者のできること。すべきこと。


色々ありましょうが、
そのなかで、
一般的な器楽演奏の上達のコツ、
について私の思うところは、
下記の記事で書きました。


早く上達する人の特徴? (1)お手本をよく見て真似をする
早く上達する人の特徴? (2)自分の体をよく観察し意識する
早く上達する人の特徴? (3)毎日少しでも練習する



しかし、それとはまた別に、

「より良いレッスンをする」

ために出来ること、すべきことがある、
とも思います。


その中でも、

 予習・復習をしっかりすること

というのは、
特に字数を割いて考えなくても、
必要かつ効果的であろうと、
想像も出来ますし、
実感も出来ます。

ただその楽譜を弾くだけではなく、
その楽譜は、
・どのように弾くべきか
・注意すべき点は何か
・練習曲だとしたら、その目的は何か
などを念頭に置いて課題を明確化し、
その課題を解決・修得すべく、
ねらいをもち、集中して、練習する。

そのとき、
「課題を明確化する」ために、
レッスンで先生から教わることは、
絶大な効果があります。

むしろ、
私を含め、多くの学習者の方にとっては、
先生の助けなくして、
「課題の明確化」は不可能ではないだろうか?
とさえ、思います。


教わる側として出来ることのひとつは、
レッスンで与えられた「課題」を、
強く意識して練習すること。


いつも当ブログを読んで頂いている方ならご存じのように、
私は毎回のレッスンのあと、
そこで指摘された内容の記録をつけています。

それは、
その意識をもつため、
また、具体的にどうすべきかを明確にするため、
です。

残念ながら、
次のレッスンまでにそのすべてを克服できる、
ということはまずありませんし、
何度も同じような内容を指摘されたりもしますが、
それでも役には立っているようです。


課題の明確化と集中的な練習。


これが、
「教わる」者として出来ることとして、
まず思い浮かぶこと。

ですが、

実はもうひとつ、
これとは違うものがありまして。

「教える」「教わる」を考えるとき、
そちらのほうが、より本質的で、
かつ、
「大人の趣味」としての器楽の学習には、
より重要なのでは、
と考えています。

次の記事ではそのあたりのことを書きますね。



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レッスンは共同作業、というあたりの話です。
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プロフィール

ククーロ

Author:ククーロ
18歳のときに「チェロを弾こう!」と決め、28歳でようやく始めました(2009年2月)。練習の記録と好きな音楽の紹介をしています。よろしくお願いします。京都在住です。


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◆ 今弾いてる楽器  ◆
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