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音楽がなくても生きられる。


こういう話題は、非常に誤解を生みやすいので、
気をつけて書きたいと思います。

チェロ奏者、佐藤智孝さんのブログにて。


http://geocities.yahoo.co.jp/gl/tomozucker/view/20101231

http://geocities.yahoo.co.jp/gl/tomozucker/view/20110114


内容について、私はここでは書かないことにしますね。



音楽がなくても生きられるか。



  もちろん生きられる。



と、私は思います。



いっぽうで、


  生きている限り、音楽とともにありたい。


とも、思います。




その幸せを、噛みしめつつ。





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テーマ : チェロ
ジャンル : 音楽

生命力、集中力、躍動感、あふれる喜び! ドゥダメル&SBYOのベートーヴェン。

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6歳のとき、
グスターボ・ドゥダメルのお気に入りの遊びは、
おもちゃの兵隊をオーケストラ型に並べ、
ベートーヴェンの第5交響曲を指揮することでした。

12歳のとき、
地域の少年オーケストラを指揮していました。

その2年後には、
自分自身の室内オーケストラを持っていました。

17歳で、
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラの
主席指揮者になり、

25歳のいま、
彼の世代では世界で最も成功している指揮者です。


でも、それは違ったかもしれません。

ドゥダメルはバルキメシトで生まれました。
西中部ベネズエラのララ州の州都です。

75%の人々が貧困線以下で暮らしているこの国では、
多くの人々にとって、犯罪と暴力が生活の手段でした。

ドゥダメル自身が認めるように、
もしも音楽がなければ、
彼もストリートで命を落としていたかもしれません。

「音楽は私の人生を変えました。
 私の周りでは同年代の少年が、
 犯罪と薬物に巻き込まれていました。
 でも、音楽をしていた少年達は違ったのです」

ベネズエラは、
世界のどんな国よりも、
青少年に音楽を提供しています。
苦難に生きる代わりに、です。

ベネズエラの人口はわずか2200万人ほどですが、
そこには、

 125の青少年オーケストラ

 57の児童オーケストラ

 30の成年のプロ・オーケストラ

があります。

**

その組織は、長い名前をしています。

「Fundación del Estado para el Sistema
 Nacional de Orquestas Juveniles
 e Infantiles de Venezuela」

(ベネズエラ国立青少年オーケストラ・システム財団)
(略してFesojiv、フェソジブ。または「エル・システマ」)

しかし、その目的はシンプルです。

「私達の第一の目的は、
 プロの音楽家を養成することではありません。」

「そうではなく、子供達を救済することです」

とはいえ、実際のところ、
フェソジブはプロの音楽家の養成にも成功しています。

その最高峰の合奏団、
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラは、
高い演奏水準と独特の情熱で、
ベネズエラのオーケストラ演奏のレベルの高さを
証明しています。

でも、
フェソジブの最大の成功は、
25万人の子供たちが国中で音楽を学んでいることです。

そして、そのうち9割は、
社会的、経済的に貧しい出身でした。

シモン・ボリバルの講師であるレナー・アコスタは、
強盗と薬物で9回逮捕されたのち、
システマからクラリネットを与えられました。

「最初、私は冗談だろうと思いました。
 誰だって、
 わたしのような子供にクラリネットを貸せば、
 盗むに違いないと思うはずです。
 でも、彼らはクラリネットを貸したのではなく、
 私にくれたのだと気づきました。
 そして、銃よりもクラリネットを持つほうが、
 ずっと気分が良かったのです。」

11歳のエディクソン・ルイスは、
スーパーマーケットでアルバイトをしていました。

その街のストリートでは、
アルコール、ドラッグ、そしてギャングの抗争が絶えず、
彼の行動もだんだん粗暴になっていました。
そのとき、隣人が地域の音楽学校について教えたのでした。

「彼らは私にヴィオラを渡し、
 オーケストラの真ん中に座らせました。
 そこでダブルベースの音が聞こえてきたとき、
 『これだ!これが私の楽器だ!』
 と思ったのです」

15歳で彼は国際ダブルベースコンクールで1位を受賞し、
16歳でドイツで初めてのコンサートを開きました。
17歳で史上最も若いメンバーとしてベルリン・フィルに
入団したのです。

アコスタやルイスのような物語は、
エル・システマで育った、
他の40万人の若者達にもあてはまります。

原則はシンプルです。

子どもは2歳から楽器を与えられます。

システマの合奏団で演奏を続ける限り、
講習、旅費、音楽、そして必要な場合は社会的支援も、
すべて無料で与えられます。

レッスンはグループで行われます。
1、2の音階を習得した子供は、
他のより幼い子供に教えます。

仲間で助けあうことが基本です。

当初から、
オーケストラでの演奏も行っています。
週に6日、1日に4時間、
子供達はともに音楽をつくります。

励ましあうこと、愛情、助け合いと、
純粋な音楽の喜びの中で育った子供達の中には、
10代前半でヨーロッパの音楽大学に入る者もいます。

**

これは全て、1人の男のビジョンでした。

ホセ・アントニオ・アブレウ。

経済学者、オルガン奏者、そして政治家であった彼は、
30年前にその国の社会状況を変えるために
何かをしなければならないと考えました。

ベネズエラにはたった二つのオーケストラしかなく、
それも奏者はほとんどヨーロッパ人だった時でした。

アブレウは11人の若者を集め、
初めてのリハーサルを地下駐車場で行いました。
そして彼らに、
君達がいま歴史を作っているのだ、
と語りかけました。

次のリハーサルのときには、25人の奏者がいました。
その次の日には、46人。
さらにその次には、75人。

ベネズエラの石油ブームの時代に、
アブレウは政府から補助金を得ることに成功しました。
苦境にある子供達を救うことを訴えたのです。

いま、エル・システマには1万5千人の教師がいます。

**

いまは66歳のアブレウは、
17歳のドゥダメルを学生指揮者として抜擢、
その後も大きな影響を与えています。

2人は人道的な思想と、
音楽にはベネズエラの社会を変える力がある、
という信念を共有しています。

そして、ドゥダメルにとって、
このことを最もよく示す作曲家がベートーヴェンです。

「ベネズエラでは、
 ベートーヴェンは私達のシンボルです。

 この音楽は若者にとって、とても重要です。
 もちろん、誰にとってもですが、
 特に若者にとっては、です。

 プロのオーケストラは何百回もベートーヴェンを
 演奏するでしょう。
 でも、私達にとっては新しい音楽なのです。

 第5交響曲はただの音符の集まりではありません。
 誰もが最初のメロディを知っています。
 それは運命です。
 誰にとっても重要な、何かです。
 このことは説明する必要さえありません。

 でも、
 もしもこの曲を最後まで弾けば、
 音楽が展開された後に、
 最終楽章まで到達すると、
 そこには希望があります。

 聴きさえすれば、
 それを音楽の中に感じることが出来るでしょう。

 多くの子供達がストリートから来ました。
 犯罪、薬物、家族の問題などの困難を経験しています。

 でも彼らがこの曲を演奏するとき、
 何か特別なものを感じるのです。
 全員が希望を分かち合います。
 
 そして、驚くべきことが起きるのです。」

ドイツ・グラモフォンでの最初の録音が、
ベートーヴェン、ということにはリスクもあります。
これを選んだ理由は、
この曲について他の演奏以上に何か言いたいことがあるから、
というわけではありませんでした。

「CDショップに行けば、
 何千というベートーヴェンの第5・第7交響曲の
 録音があります。

 私達は若いオーケストラです。
 なぜ、そんな難しい作曲家から始める必要があるのでしょう?

 でも、私は思ったのです。

 『いいじゃないか!』

 若いときにベートーヴェンを知る必要があります。
 技術的にも自分の音を築くのに重要です。
 そして、単純な事実として、ベートーヴェンは天才です。

 第5交響曲は運命と未来。

 第7交響曲は純粋な喜び。

 この音楽のエネルギーは、
 若い奏者にとってファンタスティックです。

 ベートーヴェン自身は、
 このような大きな交響楽団で自分の曲が
 演奏されるのを聴いたことはなかったでしょうが、
 もしも彼がこれを聴いたなら、
 気に入ってくれるに違いないと信じていますよ!」

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******************************************
上記の文章は、CD、

 ベートーヴェン 作曲
 交響曲第5番・第7番
 グスターボ・ドゥダメル指揮
 シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ

の解説からの引用です。

同CDを聴き終えたあとに読んで、
勢いで翻訳してしまいました(笑)。

生命力、集中力、躍動感、
そしてあふれる音楽の喜び。

気難しいお爺様は眉をひそめられるかもしれませんが(笑)、
ドゥダメルと同世代の私にしてみると、

『Why not?』『いいじゃないか!』

です!

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私よりも2週間だけ、ドゥダメルがお兄さんです。
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数え方の辞典:チェロは「挺」で数える


以前、しるくらさんが紹介されていた本。



数え方の辞典
kazoe.jpg



これ、ほんとに色んなモノの数え方が載っていて面白い。

チェロは「挺」で数えるそうです。

チェロ【cello】
挺(ちょう)、丁、台

武具の弓を数える「挺(丁)」で弓を使って弾く楽器を数えます。
ただしチェロは大型で床に置いて弾く楽器であるため、
「台」でも数えます。




以前、純邦楽をしていた私の記憶では、

尺八、笛など … 管、または本

筝 … 面、張り

三味線 … 棹

だったよな、と思って調べてみると、
やはりその通りでした。
けっこう、趣のある数え方だと思いません?


一方で西洋音楽の楽器は、
「台」、
管楽器なら「本」、
そして弦楽器の「挺」

と、より直接的というか、一般的というか、
「普通な」数え方が多いように思います。

こういうところに、
私たち日本人と西洋楽器との、
「付き合いの浅さ」が現れているとも、いえますね。



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右手と左手の喧嘩? ゆっくり弾くのが簡単だとは限らない。


昨日の記事で、

「自分が弾ける速さで練習する」
「その速さは、頭の中にある、
 その曲のイメージよりも遅い」

ということを書きました。



それに関連してもう一つ。



たいていの場合は、
速度を落とすことで、
より簡単になり、
丁寧・確実に弾くことが出来ます。

ところが。

チェロの場合、

「速度を落とす」

ということは、

「ひとつの音を、より長い時間弾いている」

ということ。

ということは、

「ひとつの音に、より沢山弓がいる」
または、
「弓の速さを落とす必要がある」

ということになります。

たいていの場合、
ゆっくりにすればするほど、左手は簡単になる。

でも右手の場合は、

「ゆっくりすぎて弓が足りない」

ということが、ごくまれにですが、ありえます。

速度を落としながらも、
弓の配分を変えずに弾こうとすれば、
(練習曲ではよく指定されていますよね)、
弓をゆっくりにしなければならない。

でも、弓速を落としながら、
しっかりよい音を出すのは、
それほど簡単ではない。


そこで。

私の自己流ですが、
この問題を解消するための苦肉の策が、

「弓を止めてしまう」

です。


一音を弾いたら弓を止め、
左手が次を押さえてから、
弓の動きを再開する。


文字通りの苦肉の策でして、
必ずしもよい練習法とは思いませんが、

「左手が間に合う速さにする」

ことと、

「運弓を変えず、しかも弓が足りなくならない」

ことを両立するには、
これしか思いつきませんでした。

この方法、
そんなにいつもはやっておらず、

 特別左手が大変で、
 しかもなかなか弓を返さないとき

の限定、ほんの1小節とかで、
こうやって練習することがあります。

ご参考までに。


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弾ける速さで弾く


いもち~さんが、はやさについて書かれていました。

練習するとき、
特にそれが自分の知っている曲だと、
ついつい、
曲のイメージに沿った速さで弾こうとしてしまいます。

でもたいていそれは、私の腕では速すぎる。

音がとんだり、
そもそも鳴らなかったり、
移弦が荒くなったり、
音程がますます悪くなったり。

なので、やっぱりそこは、
ゆっくり練習しなくてはなりません。

レッスンで先生から言われたことは、

「自分が全部をコントロールできる速さ」

で弾きなさない、ということでした。

指の角度、腕の形、指の上げ下げ、ポジション移動、
弓の速さ、持ち方、弦への接地の加減、荷重、
さらに、音色や音程を聴いて修正できること、などなど。

それを「コントロール」出来るということは、
手というよりは、むしろ、
頭がついていく必要があります。

(手は脳が動かしているのですから、
 当然といえば当然ですが・・・笑)

それがついていけないということは、
今の私には、
まだその速さで弾く実力がないということ。

知人に4輪のレーサーをしている方がいるのですが、

「F1のマシンに乗ったら絶対ぶつかって死ぬ」

と言っていました。

これはちょっと極端な例でしょうけれど、
自動車・二輪車の運転でも、
あるいはスキーやスケートなどでも、
自分にコントロールできる速さを超えてしまうと、
非常に危険ですよね。

演奏の場合は生命・身体の危機には陥りませんが、
プロの演奏家の方でさえ、
「練習」のときはテンポを落として一音一音を
よくよく確認しながら弾いたりするそうですから、
いわんや、アマチュア奏者においてをや。


と、言いつつ、先に書きましたように、
私もついつい速く弾いてしまい、
とくにノリのいい曲だとどんどんテンポが上がり、
後半に難しいところが出てきて、

崩壊・・・

ということがよくあります(笑)

改めて、気をつけようと思いました。






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プロフィール

ククーロ

Author:ククーロ
18歳のときに「チェロを弾こう!」と決め、28歳でようやく始めました(2009年2月)。練習の記録と好きな音楽の紹介をしています。よろしくお願いします。京都在住です。


◆ お気に入りCD ◆

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ソング・オブ・ジョイアンドピース <歓喜と平和の歌>
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ショパン・チェロ曲集
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ウィグモア・ホールライブ
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◆ 愛用スピーカー  ◆
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◆ 今弾いてる楽器  ◆
Cao工房 ゴフリラーモデル
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