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白鳥の珍しい演奏


先日の古武道の演奏会で、
なかなか面白く、珍しいチェロ演奏を聴きました。



サン=サーンスの「白鳥」です。



いえ、もちろん、これだけなら、
ものすごく普通の曲目なのですが、


なんと、無伴奏だったのです。


古川さんのチェロのみ。

ピアノが舞台にのっていて、
ピアニストの妹尾さんもいるにも関わらず、
古川さんのチェロのみ。伴奏なし。

(!)


これはどういうことかといいますと、
3人それぞれ、ソロを披露しよう、
という場面がありまして、
古川さんは、
会場の前列の方に、何を弾いてほしいか尋ねたのです。

で、来たリクエストが、白鳥。

ソロ、この場合は、無伴奏で、白鳥!

答えた方はあまり深く考えずに、
好きなチェロ曲を言ったんだろうとおもいますけど、
無伴奏で白鳥って、
これ、音楽的にはかなりアレです、さびしいです(笑)

もっとも、そこはさすが古川さんで、
じっくりと素晴らしい音色で無伴奏白鳥を聴かせて下さいましたし、
私のようにチェロを学ぶものとしては、
むしろとても勉強になりました。

でも、古川さん、白鳥を演奏会で弾いたことは、
それこそ数えきれないほどあると思うんですけど、
無伴奏はさすがに初めてだったんじゃないかなぁ。

あ、ちなみに私は、

「コダーイ!」

と内心思っておりましたよ(笑)


それでもし断られたら、

「6番プレリュード」

をお願いします。


それはともかく、
弾き終えたあとの古川さん、

「水のないところで泳ぐ白鳥のようでした・・・」

とのことでした。




bann2.gif
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テーマ : チェロ
ジャンル : 音楽

三年会わざれば括目して見よ。古武道コンサート「イツクシミ」

演奏会に行ってきました。
itsukushimi2.jpg

アルバム発売記念ツアー
KOBUDO -古武道- ~尺八・チェロ・ピアノコンサート~『イツクシミ』

ピアノ 妹尾 武
尺八  藤原道山
チェロ 古川展生

コロムビア 古武道 公式サイト
インフォメーション
http://columbia.jp/kobudo/information.html


知人がチケットをとって下さいまして、
ちょうど日程も合い、
3年ぶりに古武道のコンサートへ。

古武道については以前にも記事を書きました。
ただの変則ピアノトリオ? いいえ、違います!
「古武道」 古川展生/妹尾武/藤原道山

(前回はアルバム「風の都」の発売記念ツアーでした)

標題どおり、
古武道4枚目のアルバム「イツクシミ」
itsukushimi.jpg
の発売にちなむコンサートです。


編成だけをみると、
ピアノトリオのヴァイオリンを尺八に変えただけですが、
このトリオの特徴は、

ピアノの妹尾さんは、ポップス。
チェロの古川さんは、クラシック。
尺八の藤原さんは、邦楽。

と、それぞれ違う分野で大活躍しておられる、ということ。

私は以前は尺八を吹いておりまして、
道山さんに3泊4日の講習会でみっちり習ったことがあるので、
勝手に弟子を名乗っておりますが(笑)

それはともかく。

道山さんは「邦楽の貴公子」とも呼ばれる、
見目麗しい美青年ですが、

それもともかく(笑)

その爽やかで明るくしかもよく通る音色と、
抜群のテクニックを活かした演奏とで、
その世代では日本一(ということは世界一でもありますね 笑)
と言ってまず差支えないであろうお方です。

古川さんは、
当ブログの読者の方でしたらご存知とは思いますが、
東京都交響楽団の首席チェロ奏者。

より広く知られている方面では、
映画「おくりびと」のテーマ曲でチェロを弾いている方です。
(劇中で主人公がチェロでテーマ曲を弾く場面では、
 古川さんの演奏があてられているそうです)

妹尾さんは作曲をされる方でもあるので、
(それ以上のことは存じませんのですが・・・)
作曲やアレンジの中心ですし、
また音楽的にも古武道をリードしている
他のお二人も曲はつくっていますし、
アンサンブルとなると、
それぞれの土俵の作法を持ち込むようで(笑)、
違った性格の音楽ジャンル、
しかしとても仲の良い3人組、
という、
なかなか面白いユニットなのです。

おっと、前置きが長くなってしまいました。

CD「イツクシミ」については、
公式サイトをご覧いただくとしまして、
演奏の感想を。

まず気づいたことは、
道山氏の音色が変わったこと。

いえ、確かに同じ人の演奏ですし、
一聴して道山さんとわかる音色、、
綺麗な倍音の入り方や、
音の立ち上がりの鋭さ、
それにもちろん、
尺八吹きとしてはあっけにとられるほかない、
あの超絶技巧は健在です。

しかし、
3年前に聞いたときに比べると、
きらびやかさよりも、
より深く、広がりのある方向に、
音色・演奏が進化・深化しているように感じました。

もっとも、
曲によってはキラキラの音も使っていましたので、
出せなくなったのではなく(笑)、
そのような方向へと、
意識的に進まれたのではなかろうか、と。

なお、私の尺八歴は、
ほぼそのまま、学生時代でもありまして、
また、道山氏が脚光を浴びだしたのも、
ほぼ同時期でありまして、、
色々な想い出が去来してしまい、
なかなか音楽だけに没頭できないこともあるのですが(苦笑)、
久しぶりに尺八を吹きたくなりました。

(ちなみに道山さんのソロ・アルバムの中では、
 「空 -ku-」
kumichiyama.jpg
が私は好きです。)


古川さんの演奏は、
古武道以外でも聴きに行ったことがあります。

そのときは、
やっぱりねちっこい(笑)と思ったのですが、
今回よく見ながら聞いていると、
やっぱりねちっこい演奏なのですが(笑)、
でも右手には全然力が入ってないのですよね。

右手首はふにゃふにゃで、
右肩から大きく腕を振って、
でも弓がしっかり弦に吸い付いているので、
ああいうコッテリした音が出るのだなぁ、と。

これは勉強になりました。

なお、余談ですが、
そのことが分かったのは、
今回の演奏会での演出のおかげです。

というのは、
いくつかの曲では、
ライトが奏者の前方下側からあたっていて、
ステージ後方の幕に奏者の影絵が出来ていたのです。

それで、私たちの席は一回後方ではあったものの、
大きな影絵によって、右手の動きはよく観察できたのでした。

(古川さんの演奏でもうひとつ印象的だったことがあったのですが、
演奏会の感想とはちょっと違うのでまた後日書きます)


演奏は。


3人の息のあっているところ、
本当に楽しそうな演奏、
そして、
ますます深みをました曲想。

とても楽しむことが出来ました。

どの曲も3人がほんとに好きで弾いてるんだろうな、
という演奏ぶりで、
また、アンサンブルもぴったり。

私自身がチェロと尺八をするので、
どうしてもその二人に耳がいってしまいますが、
妹尾さんがこのユニットのベースをつくっている、
というのも聞いていてよくわかりました。

アルバム「イツクシミ」、
会場では買わなかったのですが、
近く買おうと思っています。
5人の女性歌手が参加しているというのも面白いところですし、
また、3月11日以降の震災をふまえての思いも、
込められているとのことです。

古武道、これからも楽しみです。


bann2.gif
道山さんのグダグダな喋りも相変わらずでした(笑)
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ジャンル : 音楽

フォーレ・シシリエンヌのお手本は


こちらの記事で書きましたように、
http://kukulo.blog83.fc2.com/blog-entry-525.html
来年1月の発表会ではフォーレの「シシリエンヌ」を
弾くことにしました。


お手本を探さないと、ということで、
まずはYoutubeでリストを作成しました。




フォーレさんというのはチェロ曲を結構書いた方でして、
2曲のソナタに小品をいくつか。
これがちょうどCD1枚にきれいに収まる長さなので(笑)、
そういうCDもよくあります。

例:ジャン=フィリップ・コラール
faurecello.jpg
 

とはいえ、フォーレといえば、
やはり、フランスの名手で聞きたいところ。

しかし、こちらのトゥルトリエのフォーレのCD(名演です)には、

フォーレ チェロ・ソナタ集
tortelier_.jpg Amazon

シシリエンヌは収録されておらず、

私は下記のボックス・セットの、
CD19に収録されているものを聴いています。

トルトゥリエ【20枚組】
ttr.jpg


ただ、トルトゥリエさんは私のお手本としては、
ちょっと上手すぎるところもありますので(笑)、
どちらかというと、冒頭の再生リストにも収録しました、
おじさんの演奏のほうがお手本になりそうです。



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発表会はフォーレのシシリエンヌで レッスン #53


来年1月の末に発表会があります。

その時期、私の勤務先である大学では卒業論文の提出時期でして、
おそらく指導にてんやわんやでしょうけれど(笑)

曲を決めなくてはなりません。
前回が無伴奏だったので、
今回は、

・ピアノ伴奏のある曲

で、

・よくメロディの歌う曲

にしようと決めていました。

また、年頭、今年の技術的課題として、
下記を挙げていました。
http://kukulo.blog83.fc2.com/blog-entry-397.html

・右手:脱力の継続、とばし、高音
・左手:音程、ビブラート、ハイポジション
・低音の強化
・ディナーミク
・呼吸

このうち、

・脱力
・音程
・ディナーミク
・呼吸

は、どんな曲でもありますので、

・高音
・低音
・ビブラート

をたっぷり練習できる選曲にしたいと思いました。
(とばしはこの際放置します)

しかし。

無伴奏以外のソロの小曲というのは、
たいてい、チェロは高音側に寄っていまして、
それこそA線ばっかり使っている、
という曲が多い。

低音も出てくる曲となると、
今度は難しすぎて、
ちょっと今の私が三か月後の発表会に向けて
取り組むのには高度すぎる。
(ソナタとか、フォーレのエレジーとか)

で迷っておりましたところ、
poplogさんがフォーレのシシリエンヌがあるよと
教えてくださいました。

都合よくいつもの楽譜
mei31.jpg
にも収録されていましたので見てみたところ、
冒頭の主題などはAD線が中心になるものの、
中間部以降は低弦も使い、
また、私が練習し慣れないピチカートもあり、
さらに、今年取り組んでいるフラット系の調(ト短調)でもあって、
これはちょうどいい。

もちろんフォーレの曲ですから、
メロディがよく歌いますし、
ビブラートも使わないわけにはいきませんし(笑)、
またピアノとの絡みも結構楽しそう。

前回レッスンで先生に尋ねてみたところ、
「出来ると思うよ」
とのことでしたので、これに決定しました。

今回のレッスンでは主に運指とピチカートの練習。

■ピチカート
・弓の持ち替えを練習する
・十分間に合うはず
・響きを残すためにしっかり押さえる
・人差し指や中指でするときには親指を指板につける
・柔らかい音になるように
・最後のピチカートはアルペジオにしなくてもよい
・けれど、たいていの人はアルペジオにする
・2回目をよりゆっくりめにすることが多い
・雰囲気を出すように工夫して
【実はピチカート、ほぼ初めてです】

■運指
・高いポジションの音程をしっかり
・指の開き方を強く意識する
・どこが全音でどこが半音なのかを明確に
・なるべく単純な運指になるように工夫すること
・転調したところはA線を使わないほうがいい
・そのほうが柔らかい雰囲気が出る
【臨時記号が多いので意識的にやらないと】


一通り弾いてみたところ、
技術的にはなんとかなりそうですが、
同じ主題が何度も出てくるので、
かなり表現力がないと飽きてしまいそうです。

これはなかなか練習のしがいがありそうです。


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1番プレリュード、最後の和音のコツを探る


チェロの楽譜に三重音が書いてあるとき、
中には頑張って三つの音をいっぺんに
出すこともあるらしいのですが、
(たとえばドヴォルザークの冒頭)
私はこれまでのところ、

・下二つを装飾音的に短時間弾き、
・上二つを音符の長さぶん弾く

というようにしています。

一年目の発表会で弾いて以来、
練習のはじめに音階練習をしたあとは、
バッハの一番プレリュードを弾いてから
その日の練習メニューを始めるのですが、
その最後の和音が決まらないと気分が悪くて(笑)

G線から順に、

 G(0)、B(3)、G(4)

となっているわけですが、
(カッコは運指)、
左手が意外に難しい、というのはともかくとして、
最近はどうもうまく弾けない、
特にG線とA線が鳴らない、
と困っていました。

そこでいろいろ工夫したところ、
以下の方法で一応の解決をみています。

これまでは、

(1)G線とD線を弾き、
(2)D線を軸にしてくるっと移弦し、
(3)D線とA線を弾く

という意識でやっていました。
D線が中心。

それを、

(1)G線を弾く。そのときにD線にもひっかかる。
(2)A線を弾く。そのときにD線にもひっかかる。

という意識に変えてみると、
うまくいっています。

まだまだ研究中なので、
そのうち色々変わってくるかもしれませんが、
現状のメモということで。

なお、私が練習している無伴奏1番・2番には、
他にも三重音、四重音はよく登場しますが、
ポジションが低いときには、
上記のような問題は感じていないです。




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プロフィール

ククーロ

Author:ククーロ
18歳のときに「チェロを弾こう!」と決め、28歳でようやく始めました(2009年2月)。練習の記録と好きな音楽の紹介をしています。よろしくお願いします。京都在住です。


◆ お気に入りCD ◆

アクアトリニティ
水の薫り
aqua.jpg


サイトウ・チェロ・アンサンブル
クレンゲル「讃歌」
3202110926.jpg


ヨーヨー・マ
ソング・オブ・ジョイアンドピース <歓喜と平和の歌>
masong.jpg


トゥルルス・モルク
ショパン・チェロ曲集
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ミクローシュ・ペレーニ
ウィグモア・ホールライブ
perenil.jpg



◆ 愛用スピーカー  ◆
 Timedomain Light
light1.jpg
 



◆ 愛用の消音器 ◆
 マイ・ミュート
mute2.jpg



◆ 今弾いてる楽器  ◆
Cao工房 ゴフリラーモデル
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