5度の響きを覚えよう レッスン#64
今回のレッスンも音程の問題を中心に。
■調弦
・フラジオで合わせるときには音色が問題
・低弦のほうが音色が曇るぶん低く聴こえる
・音色にまどわされずに純粋に高さを聴く
・のはちょっと難しい
・開放のまま5度で合わせるという手がある
・広いのか狭いのか分からないときは変えてみる
・上駒(?)のすぐ下を押さえるとその弦が少し高くなる
・から、どっちの弦の音を上げたときに合うかで分かる
・低弦を上げて合うなら低弦が低いということ
・高弦を上げて合うなら低弦が高いということ
・五度があうと空っぽな感じの響きになる
・右手もも大事
・弦をおさえつけてしまうと音が上がる
・それを避けるために弓先のほうでやるといい
・低弦はより難しい
・弦の振動数とうねりの振動数が近づくから
・聴き分ける
・A線から完全五度で合わせるとC線は平均律より結構さがる
・ピアノと合わせるためにちょっとずつ妥協したりはする
【五度は少し外しても不協和度(?)が低いのでよく聴かないと】
■シフト
・音を覚えていればなんてことない
・その音になるところを狙えばいいだけ
・前のポジションのどの指だったか
・頭の中に地図をつくってそこへ指を置く
・とはいえぴたっと合わないもの
・移動後の一音目を聴いてすぐに修正する
・A線の上をポルタメントで練習するといい
・C-D-C、C-E-C、C-F-C、、、、
【再開後、はじめて1ポジから離れました】
■音階
・導音のひとつ前がポイント
・ラ→シ→ド でシだけ上げるとラ-シが広すぎる
・ラも少し高くした方が自然に聞こえる
・やりすぎない
・導音の音程は数学的に決まらないので最後は感性の問題
・ドレミファ と ソラシド はかなり違う
・例えばこれでミが高いとヘ長調のように聞こえるわけ
【なるほど!】
■調性
・ハ長調は素朴な感じの曲が多い
・素朴さを表現したければ導音を低めにとるといい
・調性格は弦楽器の調弦に影響を受けているようだ
・例えばニ長調は明るく華やかなイメージ
・理由はたぶんヴァイオリンがよく鳴る調弦だから
・有名なVn協奏曲はニ長調ばっか
・ところがチェロではそうでもなく
・ト長調のチェロ協奏曲ってあんまりない
【そういえば調性格の考察をちゃんとしてなかった】
■バッハのメヌエット
・シフトは音が分かってれば問題ない
・ハ長調からト長調に転調する
・導音が変わるので注意
・転調中のB-CのBは導音じゃなくて、Fis-GのFisが導音
・気分を変えて
【ちなみにチェロのト長調は爽やかな青空のイメージ】
再開からそろそろ半年、だんだん思い出してきました。
チェロ楽しいですね。
年内に前のところまでたどり着けるかなぁ。
- 関連記事
スポンサーサイト